メニュー1 メニュー1 メニュー2 メニュー3

入れ歯安定剤の選び方と使い方を動画で完全解説

入れ歯が合わない時、応急処置に使うことができるのが入れ歯安定剤です。しかし、入れ歯安定剤にも種類が多く、どの製品が自分に合っているのかわからないという人も多いのではないかと思います。
そこで、この記事では、

・どの入れ歯安定剤が自分に合うのか?
・どうやって選べばいいのか?
・どうやって入れ歯安定剤を使えばいいのか?

について、動画で解説をします。

目次

入れ歯安定剤ってなに?

入れ歯がはずれやすい、痛い、違和感がある、モノが嚙みにくいなどの症状が出ることがあります。入れ歯安定剤とは、文字通り、こうした症状が出た時に、入れ歯を固定するためのものです。

しかし、入れ歯が合っていないということは、入れ歯自体に問題があることが考えられますので、歯科医に相談することをおすすめします。

しかし、歯科医に行く時間がないという方は、入れ歯安定剤を使うこともあるかもしれません。歯科医の立場としては、長期にわたる入れ歯安定剤の使用を推奨していませんので、あくまで応急処置として記事をご覧ください。

入れ歯安定剤の種類は?

まず、入れ歯安定剤の種類ですが、大きくは4つになります。それぞれの特徴はこちらの動画で説明しています。

入れ歯安定剤、種類ごとの特徴は?

改めてそれぞれの入れ歯安定剤の特徴をまとめます。

1:クリームタイプの入れ歯安定剤の特徴

粘着力が強く、やわらかく伸ばしやすい。

粘着力に優れ、安定力がある。

口の中で徐々にとけてしまう。

粘着性が強いため、入れ歯を洗う際に苦労することがある。

2:粉末タイプの入れ歯安定剤の特徴

粉末が均等に広がるので、口の中に違和感が出にくい。

入れ歯が洗いやすい。

唾液と混ざると粘着状に変化するので、唾液の少ない人には向いていない。

3:シートタイプの入れ歯安定剤の特徴

旅行など持ち運びに便利。

均等に広げて使用しないと違和感が出ることがある。

使用する際に水が必要となる。

4:クッションタイプの入れ歯安定剤の特徴

クッションの効果で入れ歯合っていない場合でも痛みを緩和できる。

長期に使用すると、噛み合わせにずれが生じ、顎関節の異常が起こる可能性がある。

となります。

代表的入れ歯安定剤の製品特徴

次に代表的な入れ歯安定剤の製品特徴をお伝えしている動画を紹介します。

ポリグリップ

ポリグリップパウダー

歯科医が教える入れ歯安定剤の使い方

次の動画では、歯科医が教えるそれぞれのタイプの入れ歯安定剤の使用方法をお伝えしている動画を紹介します。

クリームタイプの入れ歯安定剤の使用方法

パウダータイプの入れ歯安定剤の使い方

シートタイプの入れ歯安定剤の使用方法

クッションタイプの入れ歯安定剤の使用方法

入れ歯安定剤を使う時の注意点

入れ歯安定剤を使う場合にご注意いただきたいのは、入れ歯安定剤を使わないといけない状態は好ましい状態ではないということです。

結局、どの入れ歯安定剤がいいのかということを歯科医が推奨していないことには理由があります。まずは、歯科医師の回答をご覧ください。

総入れ歯の安定剤は何がいいですか?

多くの歯科医院では、入れ歯安定剤を使う必要のない入れ歯づくりを心がけています。

大きく口に合っていない入れ歯を入れ歯安定剤で固定し続けると、歯茎がさせたり、痛むことになります。

入れ歯安定剤を長期に使用されている方へ

最後に入れ歯安定剤のデメリットについて解説している動画をご紹介します。

知ってるようで知らない入れ歯安定剤のデメリット

入れ歯安定剤のデメリットをまとめますと、

・入れ歯安定剤をつけすぎない歯への刺激が伝わりにくくなり、歯茎が痩せてしまうことがある。

・化学薬品が使われていることがあるので、アレルギー反応を引き起こすことがある

・入れ歯安定剤を使用した入れ歯のまま就寝すると、入れ歯安定剤が流れて、喉をふさぐ場合がある。

となります。

入れ歯安定剤を使う場合は、メリット、デメリットをご理解いただいてお使いください。

まとめ

入れ歯安定剤の種類と使用方法、注意点についてお話ししました。入れ歯が合わない場合も応急処置としての入れ歯安定剤は便利ですが、長期に使用すると問題が出ることがあります。

入れ歯が合わないと思ったら、早めに歯科医に相談することをおすすめします。

カテゴリー:入れ歯ブログ  投稿日:2017年3月20日